平城京に都があった奈良時代、東の東大寺に対して西の西大寺と称されたほどの官寺がこの地に建立され、盛時には実に100を越える堂宇が甍を列べていたという。そのころの寺域は東西11町、南北7町、面積31町(約48ヘクタール)という広大なものだった。 |
四王堂は、延宝2年(1674)に建立された簡素な建物。中には、重要文化財の十一面観音立像と四天王像。 巨大な十一面観音立像は国宝になったら、近づけませんよ。今のうちにどうぞ。 |
東塔・西塔」などを備えた伽藍規模と「脱活乾漆像」の尊像が多く安置されていたところから官寺並みの大寺院秋篠寺でしたが、平安時代に兵火による悲惨な災難を被り、伽藍の大半を失い、創建当時の大寺の面影は残念ながら今は偲ぶことができず静かな佇まいの寺院となっている。 |
技芸天立像(ぎげいてんりゅうぞう) 秋篠寺で一番有名なのが、この仏像。本堂に一列に並んでいる仏像の中で、左側に少し離れて居てる。ここは仏像をすぐ近くで見ることが出来る。手を伸ばせば触れることができる距離まで近づけるというのがうれしい。「豊満、贅肉なし、美貌だが媚びることなし」見飽きることのない、お姿とお顔である。 秋篠宮妃殿下の紀子さまに似てるとも言われているが..。 |