社会教育会館は1934(昭和9)年に、大津商工会議所と市立図書館を併設した「大津公会堂」として完成し、地上3階、地下1階で、当時流行した「スクラッチタイル」と呼ばれるひっかき模様のある外壁が特徴で、昭和22年には商工会議所が移転し「国内第1号」の公民館の一つになりました。 1985年に現在の名称になり、NHKドラマ「海峡」などのロケ地として使われたこともあります。 また、3階の大ホールは音響がよく、歌や楽器の練習場などとして連日使われているが、外壁タイルのはがれ等、老朽化が著しく、2003年、地元の3自治連合会から会館の保存と利活用を求める要望書が出されたのをきっかけに地域住民らでつくる 「大津まちなか元気回復委員会」 を組織して活用法を検討されてきました。 |